UNEMPLOYED ECONOMICS

失業中で暇な人が経済学を学んでいくブログです。

法政大学通信教育部・入学願書作成

やっと、法政大学通信教育部の入学願書を作成し終わりました。

志望するのは、もちろん経済学部経済学科です。

 

www.tsukyo.hosei.ac.jp

 

志望学科に関連する分野の本を一冊読んで論評するという課題があったのですが、私は『国家債務危機』(ジャック・アタリ著、作品社)にしてみました。

 

国家債務危機――ソブリン・クライシスに、いかに対処すべきか?

国家債務危機――ソブリン・クライシスに、いかに対処すべきか?

 

 

いわゆる「国の借金」については、日本銀行が日本国債を購入すれば問題ないとする人たちもいますが、はたしてそうなのでしょうか?

この本の日本語版序文「日本は、900兆円の債務を背負ったまま、未来を展望できるのか?」から、少し引用してみたいと思います。

 

 これから本書で詳述していくが、私は、主権(ソブリン)債務と国家の歴史を振り返ることによって、12項目の教訓を導き出した(第5章)。その中で、膨張する過剰な公的債務への解決策として、八つの戦略を提示した(第5章10節)。それはすなわち、増税、歳出削減、経済成長、低金利、インフレ、戦争、外資導入、デフォルトである。

 しかしながら、この中で国民全員に恩恵をもたらす唯一の解決策とは、経済成長である。したがって、これこそが、われわれが目指すべき目標なのである。 

 

ここで言っている「12項目の教訓」というのは、以下のようなものです。

 

  1. 公的債務とは、親が子どもに、相続放棄できない借金を負わせることである
  2. 公的債務は、経済成長に役立つことも、鈍化させることもある
  3. 市場は、主権者が公的債務のために発展させた金融手段を用いて、主権者に襲いかかる
  4. 貯蓄投資バランスと財政収支・貿易サービス収支は、密接に結びついている
  5. 主権者が、税収の伸び率よりも支出を増加させる傾向を是正しないかぎり、主権債務の増加は不可避となる
  6. 国内貯蓄によってまかなわれている公的債務であれば、耐え得る
  7. 債権者が債務者を支援しないと、債務者は債権者を支援しない
  8. 公的債務危機が切迫すると、政府は救いがたい楽観主義者となり、切り抜けることは可能だと考える
  9. 主権債務危機が勃発するのは、杓子定規な債務比率を超えた時よりも、市場の信頼が失われる時である
  10. 主権債務の解消には、八つもの戦略があるが、常に採用される戦略はインフレである
  11. 過剰債務に陥った国のほとんどは、最終的にデフォルトする
  12. 責任感ある主権者であれば、経常費を借入によってまかなってはならない。また投資は、自らの返済能力の範囲に制限しなければならない

 

個人的には、「低金利を維持しつつ増税と歳出削減によって債務の増加速度を緩め、経済成長とインフレによって債務の実質価値を減少させる」という戦略がベストのような気がします。

しかし、どうすればこのようなことが実現できるのでしょうか?

経済学を学ぶことによって、そういったことを自分の頭で考えられるようになれればいいなと思います。

 

文章を書くのは非常に苦手なのですが、入学したらリポートをたくさん書かなければならないでしょうから、入学願書くらいで大変がっていても仕方が無いですね。

そもそも、大学通信教育(通信制大学)といえども、入学が許可されないということもあるんでしょうかね~?

今のところ真面目に勉強するつもりでいるので、入学させてくれるとよいのですが・・・。

 

※注:2017年2月26日にAmebaブログにて投稿した記事を転載しています。