UNEMPLOYED ECONOMICS

失業中で暇な人が経済学を学んでいくブログです。

日本の実質経済成長率(2006~2015年)

もうすぐ、参議院選挙ですね~。

今回の選挙の争点の一つとして、アベノミクスをどう評価するかということがあると思うので、ちょっと経済についてのデータを調べてみることにしました。

 

今回調べてみたのは、日本の実質経済成長率です。

実質経済成長率というのは、実質GDPの変化率のことです。

GDP(Gross Domestic Product)というのは、一定期間内に国内で生み出された物やサービスなどの付加価値の総額で、日本語では「国内総生産」といいます。

要するに、その国の経済規模がどのくらいなのかを表している数字なわけですね。

単純に付加価値を合計したものが「名目GDP」で、名目GDPから物価変動の影響を取り除いたものが「実質GDP」です。

実質GDPの変化率を見れば、その国がどのくらい経済成長したかわかるってわけですね!

 

・・・というわけで、内閣府ホームページで過去10年間の実質経済成長率(暦年)を調べてみました。

 

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出典:内閣府国民経済計算(GDP統計)

 

2015年の数値は、2次速報値です。

 

第二次安倍内閣の発足は2012年12月26日ですから、実質経済成長率を見るかぎりでは、「アベノミクスによって経済成長が促進された」ということはなさそうです・・・(涙)

鳩山内閣の発足は2009年9月16日ですから、「民主党政権時代は経済が低迷していた」ということもなさそうですね。

2008年9月24日発足の麻生内閣のときに経済がひどいことになったわけですが、これは世界金融危機の直撃を受けたからなので、麻生さんだけの責任ではないと思います。

 

もちろん、経済成長率だけを見ていても仕方がないとは思いますが、これでは「アベノミクスは期待外れ」という感じになっちゃうのも無理ないですかねぇ・・・。

ちなみに、2016年1-3月期(2次速報値)は前期比0.5%、年率換算で1.9%となっていますので、これからに期待というところでしょうか。

 

※注:2016年6月21日にAmebaブログにて投稿した記事を転載しています。

現在の国民経済計算(GDP統計)は、2008SNAへの移行により数値が改定されていますので、ご注意ください。